
繊維のあらゆる可能性への挑戦
"お客様のニーズに合った糸を提案し続ける"

1937年に大阪・船場で創業以来、拠点を移しながらも、約90年にわたり大阪の地で繊維加工業として糸と向き合ってまいりました。
産地を問わず世界中の糸に触れる機会を活かし、糸や生地に関する新素材の開発・研究にも積極的に取り組んでおります。また、糸に関するトラブルや各種ご相談にも柔軟に対応しています。
アパレル用途にとどまらず、資材分野や高難度の加工・開発にも積極的に挑戦しています。
職人技
" 世界屈指の技術力で絲の良さを引き出す"
ガス焼き加工とは、一本一本の糸を炎に通し、余分な毛羽を丁寧に焼き取ることで、糸本来の美しさを引き出していく加工技術です。
毛羽を抑えることで、糸には自然な光沢と滑らかさが生まれ、染色時の発色もより鮮やかになります。生地には、静かで繊細な表情と、上質な質感が宿ります
しかし、この加工は非常に高度な技術を必要とします。
火が強すぎれば糸は焦げ、弱すぎれば毛羽が残る。
糸の種類や状態を見極めながら、火加減や通すスピードを瞬時に調整しなければなりません。
天然繊維は、同じ素材であっても、産地や気候、生産年によって微妙に表情が変わります。
それはまるで、お米やワインのように、その年ごとの個性を持っています。
だからこそ、機械だけでは本当の品質は生み出せません。
日々糸と向き合い、わずかな違いを感じ取りながら、職人の経験と感覚によって最適な加工を施していく。そこに、私たちのものづくりがあります。
「火加減は、目で見るんじゃない。音で聞くんだ。」
二代目は、そう語ります。
工場内には絶えず機械音が響いています。
素人には、炎の音の違いなどわかりません。
しかし、長年現場に立ち続けた職人には、その微かな違いが聞こえるのです。
炎が糸に当たる瞬間の音。
素材によって変化する火の反応。
わずかな異変を感じ取る感覚。
それは、数値データだけでは管理できない世界です。
長い年月をかけ、素材と向き合い続けることで培われた経験と感覚。
その積み重ねこそが、豊田絲業のものづくりの本質です。
私たちは決して大きな会社ではありません。
しかし、小規模だからこそ、技術を深く継承し、一つひとつの工程にまで丁寧に目を行き届かせることができます。
少数精鋭だからこそ実現できる品質を、これからも静かに追求していきます。











